お隣の柏原市で、障害者の就労支援事業をされている社会福祉法人夢工房くるみさんへ、弊社から依頼しているネジの袋詰め作業の見学に行ってきました。生活支援員の濱野様に色々な質問をしてお話を聞かせていただきました。
Q. 障害を持つ人たちが働くのをサポートする上での課題や意識されていることはありますか?
A. 人それぞれが出来ることが違うので、それぞれのストロングポイントを見つけて伸ばしてあげ、興味を持って「やりたい!」と思ったことを実現させてあげるため、一人一人に寄り添い、日々のコミュニケーションをとても大切にしています。
Q. 弊社から依頼している作業の中でのエピソードはありますか?
A. 日々、出来ることが増えると嬉しいと感じ、達成感につながるので、色々と工夫をし、みんなが「できた!!」を増やせるよう、役割分担を決めています。実際にこの袋詰めの作業で自信を身につけた方もおられます。みんないつも袋詰め作業を楽しみにしていて、別のことをしようと提案しても袋詰め作業をやりたがるくらい、やり甲斐を持って作業してくれています。
Q. どんな様子で袋詰め作業をされていますか?
A. 5名で作業をしています。1~10までの数字を書いたシートと、牛乳パックで作った10マスのケースを活用しています。数字を書いたシートの上で作業をし、袋詰めしたネジ10セットができたら牛乳パックのケースに入れます。1マスに10個ずつ入れていき、10マス目まで入れると100袋分が完成するので、次に入数チェックの工程に回し、チェックが終わると大きな袋に詰めて、100袋が完成します。
間違いが起きにくいよう、数確認や工程確認、目視確認、重量確認等、その都度支援員さんに声かけをし、チェックをしてもらい次に進む、といった工夫が数々されており、普段からとても綺麗に袋詰めして下さっているのがよく分かりました。今後も袋詰め以外でもしていただける作業があればお願いしていきたいですし、梱包していただいているネジがどんな製品に使用されているのかも伝えていけたら、さらに働く喜びに繋がっていくのではないかと思います。
次回は弊社へ会社見学にお越しいただく予定ですので、またそのときの様子についても配信していきたいと思います。
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